2018年ロシアワールドカップサッカー日本代表の酒井宏樹さんってどんな人なんでしょうか?
僕の感想も含めてご紹介します。
酒井宏樹さんのプロフィール
生年月日・ポジション・身長・体重
生年月日は1988年8月24日の29歳(2018/5/6現在)
ポジションはディフェンダーです。
身長は185cm・体重は70kg。
サイドバックにしてはデカイですね!
で、デカイのに早い!フェイントで振られて体勢を崩してもすぐ立て直す筋力は凄いですし、縦へのスピードもハンパないです!
クロスも正確です!
出身地
出身地は千葉県柏市。
千葉県柏市といえば柏レイソルの本拠地ですね!
出身学校
小学校は柏市立富勢西小学校で中学校は柏市立富勢中学校。高校は千葉県立柏中央高等学校に進学したのちにウィザス高等学校へ移っています。
(ウィザス高等学校は現在、第一学院高等学校に名称変更)
サッカーを始めたのは6歳。
小学校3年生から地元の柏マイティーFCに所属し、地元でも有名なストライカーだったらしいです。
なんでも「3分に1点のペースで点を取る」と恐れられていたそうです。それがホントなら10点以上得点することになっちゃうんですけど…それほど凄いイメージがあったんでしょうね。
中学生時代は小学校6の時に一度練習に参加して、それから練習生として呼ばれて(練習に)行くようになった柏レイソルジュニアユースに入団。
入団するとフォワードからサイドハーフへとコンバートされ、中学3年生になるとサイドバックへとポジションを変えていった。
酒井宏樹さんのきき足は右なんですが、この頃は左サイドバックだったので左足キックの練習ばかりやっていたそうです。
酒井宏樹さんもインタビューで「左足で蹴られるので追い込まれた局面を回避しやすくなりました。ユース時代に経験しておいて本当に良かった」と言っています。
サイドを駆け上がってクロスをあげるような場面では、少しでもパスを出すタイミングが遅れるとチャンスが消えることって多々あります。
フォワードが相手ディフェンダーとの駆け引きで自分の前にスペースを作っても「そこ」が空いているのは1~2秒。
このタイミングでパスがこなければ、すぐ相手ディフェンダーにスペースを潰されてしまうんです。
そういうタイミングでクロスをあげるサイドの選手が切り返して逆の足で蹴っていたら…ゴールに結びつかないんですね。
酒井宏樹さんは「いまここ」ってタイミングでクロスをあげられるので一流になれたんですね!
2006年柏レイソルU-18へ昇格し、U-16日本代表に選出されるまでに成長。
高校3年生になると日本クラブユースサッカー選手権準優勝。
ビジャレアル国際ユーストーナメント3位という成績に貢献。
トップチームに2種登される。
Jリーグでの成績
2009年に柏レイソルトップチームに昇格するもベンチに入ることさえできない日々が続くなか出番がなく、ブラジルのモジミリンECへ留学。
ここでいままで主にやっていた左サイドバックから右サイドバックへコンバートされ現在の井宏樹さんのプレースタイルが生まれる事になる。
貴重な海外での経験をし帰国するもやはり出場機会にはめぐまれず、さらに柏レイソルはJ2へ降格してしまう。
翌年チームはJ1復帰を果たし酒井宏樹さん自身も飛躍のきっかけをつかむことになる。
柏レイソルトップチームに昇格して以来ベンチに入ることさえできない日々が続いていたがベンチにも入れるようになり、さらにはJ2の舞台ではあるが途中出場、のちにスタメン出場を果たす。
プロ初ゴールもこの年に記録している。
やっぱりブラジルのモジミリンECへの留学が大きかったんでしょうね!4ヶ月という短い期間とはいえ高いレベルのなかでプレーした経験は自信になったはずです。
そして2011年、転機がおとずれる。
J1に復帰したチームでスタメン出場した試合、アーリークロスでプロ初アシストをあげクロスボールを蹴ることにいいイメージができるようになる。
そこから才能が開花。レギュラーに定着しJ2からJ1に復帰していきなりリーグ優勝という快挙に貢献する。
すごいですね。J2から復帰した直後にJ1優勝って!
プロ選手って技術の面ではみんな高いものを持ってるけど、それがチームとしてうまく機能するかしないかでこんなに大きく結果が変わるもんなんですね!
この年、酒井宏樹さんもJリーグベストイレブン、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を同時受賞。
クラブワールドカップでも全試合に出場し、ゴールも決める。
翌年の2012年、クラブワールドカップでの活躍がみとめられ海外のクラブから数々のオファーが舞い込む。
2012年7月ハノーファー96へ移籍。
海外での成績
ドイツのハノーファー96に移籍したのちフランスのオリンピック・マルセイユに移籍。
ハノーファー96に移籍したものの出場機会にめぐまれず。どうしてか酒井宏樹さんは移籍1年目がよくないようです。
それは本人も自覚しているようで、柏レイソルジュニアユースに入団した1年目も、ユースに昇格した1年目も、トップに昇格した1年目もほとんど試合に出場できていない。
それは今回の海外移籍でも同じだ。
翌年から徐々に調子をあげ、レギュラーとして活躍する。
しかし2015年シーズン、チームは2部降格。
2016年6月、契約期が間満了した酒井宏樹さんはフランスのオリンピック・マルセイユに移籍。
これが良い方向に転がるんですね!この移籍には酒井宏樹さんのジンクスである「1年目」の悪さがありませんでした!
オリンピック・マルセイユでは、1年目からリーグ戦35試合に出場し、うち34試合でが先発出場。
なんだか今までのパターンと違いますね!
翌年も開幕から先発出場し、監督やチームメイト、サポーターにも受け入れられるほどの活躍。
酒井宏樹さんにとってフランスリーグはめっちゃ相性がいいんでしょうね!
好調をキープしたままロシアワールドカップに入ってますので、かならずや、あの早い縦への突破からのクロスで日本代表のゴールをお膳立てしてくれるはずです!!!